接触性皮膚炎と呼ばれる疾患には、一次刺激によるものと、アレルギー性のものがあります。
一次刺激性接触性皮膚炎とは、原因物質との接触により、皮膚が炎症を起こす疾患です。
接触性皮膚炎の原因物質の毒性の強さにより、症状の強さに変化があります。
アレルギー性のものとは違い、誰もが起こりうる皮膚炎です。
一次刺激性接触性皮膚炎の原因物質の例としては、毒性のある植物、昆虫、合わない化粧品、太陽光線、化学物質などがあります。
原因となる物質が皮膚に強い刺激を与え、皮膚が持つ抵抗力がその刺激に負けてしまうことにより、接触性皮膚炎が起こります。
アレルギー性接触性皮膚炎は、原因物質に対する抗体を持つ人にのみ起こる接触性皮膚炎です。
原因物質に対する敏感さには個人差があり、発症する人と、しない人がいるようです。
一度の刺激では起こらず、何度かアレルゲンと接触するうち反応が起こりますので、アレルゲンが特定できないという方も多いそうです。
生理前後、妊娠中、更年期などホルモンバランスが崩れることで、接触性皮膚炎が発症しやすくなることもあるそうです。
こちらも化粧品、植物、貴金属などがアレルゲンとして知られています。
接触性皮膚炎の症状としては、原因物質との接触により出現する、発疹が特徴です。
接触性皮膚炎の初期症状としては、湿疹から始まり、水泡や丘疹などができることもあります。
症状が悪化し、痒みにより湿疹をかきむしってしまうと、原因物質との接触した部分だけでなく、広範囲に湿疹が広がる場合もあり、これを接触皮膚炎症候群と呼びます。
この症状が全身に広がることもあり、その症状は自家感作性皮膚炎と呼ばれています。
重症化すると潰瘍を伴うこともあるそうです。
接触性皮膚炎の症状が軽いうちに、病院で診察を受け、早期治療を開始することをおすすめします。
ステロイド外用薬での治療の他、痒みが強い場合には抗アレルギー薬、抗ヒスタミン薬が処方されます。