口囲皮膚炎

口囲皮膚炎は、口の周りに赤い発疹、小丘疹、小膿疱が出て、時に鱗屑やかさぶたを伴う皮膚病です。

口囲皮膚炎の原因には、化粧品や妊娠、癜風菌、ステロイド薬の長期使用による副作用などがあります。

口囲皮膚炎の症状としては、口のまわりに出る小丘疹、小膿疱、紅斑の他、ステロイド薬使用が原因となっているケースでは、強いほてり、灼熱感を伴うこともあります。
痒みが出ることもありますが、あまり強くありません。
16歳から40代の女性に多くみられるようです。

口囲皮膚炎の症状は口の周りという目立つ場所に現れるため、メイクで隠そうとしたり、自分の判断で不適切な市販薬などを使って、症状を悪化させるということも多いようです。

気になる症状がある場合には、早めに皮膚科を受診して、専門医の治療を受けるようにしてください。

口囲皮膚炎の治療

口囲皮膚炎は、正しい治療を行えば、比較的短期間で症状が軽減する疾患です。

まずは、皮膚科で診断を受け、原因となっている要因について調べてください。
口囲皮膚炎を悪化させる要因があれば、それを取り除くことが治療のポイントとなります。

口囲皮膚炎の治療に使われる薬としては、テトラサイクリン系抗生剤の内服が一般的です。

ステロイド薬の使用が口囲皮膚炎の原因となっている場合には、症状が良くなるまで、数か月かかるケースもあるようですが、その他の場合は、1ヶ月程度で、かなり症状の改善がみられるようです。
ステロイド薬を中止する時には注意が必要ですので、医師とよく相談の上で治療を行うよう気をつけてください。

口囲皮膚炎は、症状的に酒さと呼ばれる疾患にも類似しています。
口囲皮膚炎が数ヶ月で状態が良くなるのに対し、酒さは、顔や頬の赤みが何年間も繰り返すこともあります。

治療を続けても症状の改善が一向にみられないという場合には、担当の医師に相談してみてください。


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